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『仕事のヒント』

  


私は最近、 「不登校コンサルタント」 という肩書きを使うようになりました。
業務のスタンスが大きく変わったわけではありません。
しかし、コンサルタントという肩書きを使うようになってから、特にセッション後の変化や結果に対してより厳密に意識するようになりました。
(もちろん、不登校をすべて治すというわけにはいきません・・・笑。しかし、きちんとセッションを受けていただいた方には、セッションごとに必ず何らかの変化が起きる責任を持つという意味です)


話がそれましたが、ユニークな経営コンサルタントとして有名な神田昌典さんの『仕事のヒント』は、教育関係の私にも大変参考になります。
「神田さんはバリバリのビジネスパーソンなのに、どうしてこんなにインスピレーションに富んだ含蓄のある言葉が出てくるのだろう・・・」
と思わずうなってしまう言葉ばかりです。

「破壊と創造の間には恋人がいる」
「桃太郎ばかりでは鬼退治はできない」
「できない理由をあげるのは高校生のバイトでもできること。マネージャーの仕事ではない」

などなど・・・。本当にたくさんの目からウロコの言葉たち。

もちろんビジネスの視点の言葉がほとんどですが、
私たちが日頃、いかに目的と違う作業をしてしまっているか、そしてムダが多いか・・・ということをわかりやすく教えてくれる良書です。頭のリフレッシュ、活性化にもなると思います。

一ページ一言で解説がつくという構成なので、好きな時に好きなページを開いて自分にとってその瞬間必要な言葉を見つけるという形で使うことができます。
みなさんにもおすすめしたい本です。

『不登校の解法』

  


漫画家でもある団士郎さんの『不登校の解法』 。

心理療法家(セラピスト)として児童相談所で受けた相談についてまとめた本です。
この本では、「全家族面接」という方法が特に取り上げられています。
ふつう、セラピストは相談者(両親または片親)のみを相手に、そして本人はまた別に面談を行う方法を取りますが、それを最初から兄弟も含めて家族全員そろって行うというのが特徴です。


本の中にもありますが、確かにご家庭の中で父親が専制的すぎたり、もしくは母親が女王的?でいらっしゃるなどバランスが崩れていることも不登校を生み出す要因の一つとしてあげられます。
お子様はご家庭のアンバランスさを察知し、バランスを調整する役割を果たそうとします。
しかし、一向に親御様が気づかない場合や、自分では調整しきれないと思ったときに「不登校」という形で表現することが珍しくありません。


全家族面接では、家族全員が目に見える形でそのアンバランスさを認識していきます。
例えば、家族で一枚の絵を描くと、ご家庭の日常の様子がよくわかるそうです。
お子様がやることに、すぐに口を出す親御様。
母親だけがはりきって、みんながしらけている(参加しない)家族。など。
きっとご家庭のエネルギーの流れがよくわかるのですね。
そこで家族みんなが気づく瞬間があると、それから大きく変わっていけるのだそうです。
家族全員を呼び出すというやり方は強制力のある公的な機関ならではのものですが、一つのとても効果的な方法だと思います。

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