
あるクライアントさんから、
「カウンセリングをお願いしているのは、教科書的な一般論ではなく、
一人ひとりの気質や個性にあった具体的アドバイスをいただきたいからです」
との声をいただきました。
気質や個性からすべて完璧なアドバイスができるわけではありません。
しかし、今起こっている出来事やお子様の状態だけにとらわれず、お子様や親御様の
心と感情のドラマをよく観察することが大切だと感じています。
その視点をもつことで、今直面している出来事を
お子様の尺度や目線から理解しやすくなるからです。
同じ言葉でも、あるお子様は励みになりますが、あるお子様はプレッシャーになることがあります。
むしろそんなふうに受け取り方が、
お子様によって違うことのほうが多いでしょう。
ある働きかけは、Aというお子様を伸ばすことになるけれど、Bというお子様には的外れということが実際に見られます。
不登校の対処においても、ひたすら時間をかけて待つことが求められるお子様もいれば、こちらから働きかけないと逆にタイミングを失ってしまうお子様もいらっしゃいます。
対処方法は個々のケースによって違っていいはずなのです。
一般的に
「このような対処はダメ」と言われるものも、お子様によっては必要な場合もあるでしょう。
強引な登校刺激すら、一時的に必要なる場合があるかもしれません。
最終的には親御様のご判断になりますが、お子様の気質や個性をよく理解しているとその判断が十分できるようになると思います。
お子様の
心と感情にどんなドラマが起こっているか・・・
その視点から親子関係を見つめると、カウンセリングもアドバイスをもらう受身のものではなく、
貴重な自分自身の勉強の時間になっていきます。