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一人を認める大切さ

  私は仕事柄、幼稚園から高校生までいろんな子供たちと
  接する機会をいただいています。


  最近やはり思うのは、その子一人を認める大切さです。
  これは幼稚園から高校生まで共通することです。


  そしてその子一人を認めるためには
  私たち大人がもつ心の色眼鏡であり、固定化された常識であり
  子供の立場から物事をあえて見ないようにする立ち位置であったり・・・
  そんなものから自由になることが大切です。


  以前、現役で学校の教員をされているという方からメルマガの感想として
  「いつまで精神論のようなことを言っているのですか?」
  というメールをいただきました。


  しかし、私は逆に問いたい
  「いつになったら精神的なこと、本質的なことに
  教育界が目覚めていただけるのか?」と。


  最近、私が興味を持ち始めたものにウィリアム・グラッサー博士の
  「選択理論」というものがあります。
  今までの心理学はすべて失敗に終わったと認めている理論で
  私たちの心を心理学の理論でコントロールしようとするのではなく
  私たちの選択する力を呼び覚ますことで、よりよい人間関係や現実を
  創造できるよう促すための新しい心理学です。


  グラッサー博士は教育界でも選択理論を実践し、
  アメリカで従来の教育では手のつけられなかった学校と生徒を
  いくつもよみがえらせてきました。
  その中核にある思想は
  「子供たちを決して大人の都合からはコントロールしないこと」
  です。


  コントロールするのではなくただよりよい選択を促す、そのことが教育に
  必要だと博士は説いておられます。
  それには、まず教育の中に私たち大人の都合でコントロールしようとしている
  要素がどれだけあるかを正しく見つめる必要があるでしょう。


  そして、こちらがコントロールしようとする意図から自由になって子供に
  接するとき、子供たちはようやく自分のことが個人として認められたと
  感じてくれるように思います。
  確かに現状からすると理想論に聞こえるかもしれません。
  しかし、そこしか希望の道がない以上、そこを見ていく他ないのだと
  感じています。

テーマ : 子育て・教育 - ジャンル : 学校・教育

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