ある不登校関係の本を読んでいたら、
「指導機関の抽象的な言葉が(親御様の)頭を混乱させている」という章がありました。
教育相談所や支援センターなどで、不登校の相談をすると、
「愛情不足ですよ。とにかくもっとかまってあげて、不安を取り除いてください」と言われ、たっぷり甘させながらスキンシップもとったけれど、結局、子どもを赤ちゃん返りさせただけで、状態が余計悪くなってしまった・・・などのケースがたくさんあるようです。
本を読んで、以前
「不登校生の親のためのコーチ」をお受けいただたクライアントさんのお話を思い出しました。
療育センターのようなところに小学生のお子様の不登校相談に行くと、毎回、
「お母さんの愛情不足に原因があります。とにかく、甘えさせてあげてください。お風呂も一緒に入って、その他にもスキンシップをたくさん取るようにしてください」と指導を受けたそうです。
お母さんは一生懸命、指導に従って
涙が出るくらいがんばってみたのですが、一向にお子様の状態がよくならない・・・とのことで私のほうにご相談をいただきました。
その時、
「一生懸命、スキンシップをとるようにされて楽しいですか?心からの愛情でそうされているのですか?」とお聞きすると・・・
お母さんからは、
「ただ、やらなくてはならないという義務感のようなものだけで、心からの愛情とか一切考えたことがありませんでした・・・」とのお答え。
私も思わず、
「それでは、(たとえ方法が正しくても)お子様に(愛情は)何も伝わりませんよね。」とお答えしてしまいました。
アドバイスはあくまでヒントであり、これからの方向性を整理するためのものさしだと思います。
親御様自身の性格や気質、お子様との関係、ご家庭の状況を考慮しながら、心から納得できることを実行することが大切です。義務で一時的に頑張るのではなく、継続的に
親子関係のパターンを変えていくことが大切なのですから。
私も、なるべく
「例えば・・・こんな方法もありますよね」という言い方にしているつもりなのですが、やはりクライアントさんには
、「そうしたほうがいいと言った」と受け取られることも少なくありません。
もっと言い方に配慮しなければ・・・とつくづく反省させられます。本当に難しいところです。
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