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100円ショップを子供にどう教える?!

ボイスブログ更新中!

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今日は、100円ショップを題材に、子供に、日常に即した経済の
仕組みをどう教えるかを考えてみたいと思います。
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1.100円ショップの不思議
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100円ショップはとても不思議な存在です。

・どうして100円という安さで商品ができるの?
・あんなに品揃えが豊富なのはなぜ?
・どうして、100円なのに利益がでるの?

先日(図書館で借りた)一冊の本をもとにそれについて考えてみたいと思います。↓↓↓




2.スーパーより儲かっている100円ショップ
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ほとんどの商品が、中国やタイなど、おとなりのアジアの国々で生産されています。
日本と違って、その国々で生産すると1個あたり30〜40円もあれば物がつくれるそうです。

出来上がった商品は、海を渡って日本にきます。
しかし、大きなコンテナに詰められ一度に大量に輸送されるので、1個あたりの輸送にかかる料金は、1円もしないほどの安さです。

お店の人も、値段が決まっているから値札つけをしなくてもいいし、レジも商品の数をかぞえれば支払うお金がすぐわかります。

あまり訓練がいらないので正社員ではなく、パートやアルバイトという人たちがほとんどです。
パートやアルバイトの人たちのお給料は正社員より安いので、お店が支払うお金を少なくすることができます。

そうやって、日本で作ると、とても100円ではできない商品を100円で販売することができます。

大手100円ショップの利益率(商品に占める「儲け」の割合)は平均約30%と言われています。
100円売って、30円の儲けが出るのは、スーパーよりも優秀です。
100円ショップが、大きなスーパーよりも儲かっている理由がここにあります。

儲かっているから、100円ショップがまるで雨後の筍のように各地にどんどんできています。
そして、今、100円ショップは日本中を埋め尽くそうとしています。


3.商品を作ってくれている人たち
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100円ショップの商品は、一度に数十万〜数百万個というたくさんの数を、中国をはじめとするアジアの工場に注文して作られています。

100円ショップのバイヤー(商品を買い付ける人)たちは、1度にたくさん頼むのだからと、すごく安くしろと、工場の経営者と交渉し値段を下げさせます。

生産する工場では、短い期間で大量の商品を生産するために、臨時に多くの人を雇わなくてはなりません。
それも、100円ショップの要求どおりに安く作るためには、働く人たちにたくさんのお給料を支払うことができません。

そんな仕事に応募してくれる人は、たいてい働くところが少ない農村から出稼ぎに出てきた女の人たちがほとんどです。

その女の人たちは、1日10時間以上働きます。
お休みは月にたった1日か2日です。
それでお給料は、月に数千円ほどです。

100円ショップのバイヤー(買い付けをする人)たちは、作られた商品に対してお金を払うという契約(約束)だけしかしません。

商品ができあがると同時に女の人たちの仕事もなくなります。
もう、工場に来なくていいよと言われるのです。

女の人たちは、他の仕事を探しにいくか、農村に戻るしかありません。
町には、行くあてもなく、途方に暮れる人たちもたくさんいるそうです。

100円ショップは、確かに安く商品を仕入れることに成功しています。
でも、それは、一方的に100円ショップの言うことをアジアの国の工場を経営している人が今のところきいてくれているからです。
それは、100円ショップがお金をたくさん持っているからです。

日本の1万円は、アジアの他の国々では何十万円もの価値があります。
日本のお金はとても強いのです。

お金の力で外国の人に、考えられないほど大量の数の商品を作らせ、それをものすごく安く買っていきます。
100円ショップは、アジアの国の人たちから見たら化け物かもしれません。


4.100円ショップの魔法から目を覚まそう!
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100円ショップには、いろんな商品があります。
そして、その商品はいつもよく変わります。

100円ショップを経営している社長さんは言っています。
「みんながお店に飽きないように、どんどん新しい商品を作るんだ」

社長さんにとっては、みんなに飽きられるのが一番怖いそうです。
みんなに嫌われないように、私たちが商品の場所を覚えるよりも早く、めまぐるしく新しい商品を開発し、お店に置くようにしています。

でも、生活の中でそんなにたくさんのものが必要でしょうか?

道具は一つあったら十分じゃないの?

もしかして、100円だからって必要のないものまで、買ったりしていない?

私たちは、自分たちのしていることがわからなくなりかけています。
100円ショップの魔法か催眠術にでもかけられているのでしょうか?

100円ショップはお金の力で、私たちが生活に必要な量を大きく上回る数の物をアジアの国々に作らせ、日本に運んできます。
そして、それを安い値段でたくみに私たちに買わせています。

ここまでは上手くいっているように見えます。

でも、一つ大事な問題があります。

・・・・いったい、ゴミはどうするの?

100円ショップが、アジア中で作らせてどんどん日本にもってくるもの・・・・。
でも、そのゴミを最後に処理するのは・・・私たち日本なんです。

100円ショップができてから、日本にはプラスチックゴミが増えています。
安くたくさん買えるからと、喜んでばかりはいられません。

本当に必要なものだけを買うこと。

そうすれば、100円ショップも無理にたくさんの商品を作らなくなります。

物を大切に使うこと。

そうすれば、安いからといって同じものを2つ買うことがなくなります。

そして、最初と最後をよく考えて物を買うこと。

まず、作った人を思い浮かべてみましょう。
そして、最後にゴミになることを考えてみましょう。

そうすれば、みんなにも100円ショップのからくりがわかります。
きちんと必要な分だけ、必要な物を、ゴミになっても困らない量を、きちんと分別よく買うことができるようになります。

国によってお金の強さが違うというトリックを使った100円ショップの魔法から、みんなで目を覚ましましょう。


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